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騙されないで!屋根の雨漏りのブルーシート養生は必ず専門店で 雨漏り補修工事【名古屋市千種区】

2月 19, 2024

名古屋市千種区の不動産屋様にて屋根のブルーシート養生と、スレート瓦からの板金張り替え工事を行わせていただきました。
ご相談を受けてから補修の実施まで2週間ほど期間が空いていたため、その間ブルーシートでの養生を行いました。

地震などが原因で屋根瓦がずれて雨漏りが発生してしまった際の応急補修としてもつかわれるブルーシートですが、実はブルーシートにはいくつか種類があり、番手によって耐久性や防水性が異なります。
番手とはブルーシートの厚みや重さを表す規格です。
「#」の後に「3000」「4000」などの数字を表記する方法で記載され、数字が大きいほど厚く重く、小さいほど軽く薄くなります。
3.6×5.4の大きさを基準とし、「#1000」であれば1kg、「#4000」であれば4kgというように、面積あたりの重さを番手で示します。
雨漏りの応急処置として使う場合は、最低でも「#3000」以上、ある程度長期間に渡って使うのであれば「#4000」が理想です。
これ以下のものは塗装の際の塗料のはね防止やレジャー用途であり、防水性能は期待できず雨漏りの処置には向きません。

石川で発生した能登半島地震では雨漏り修理の悪徳商法の話も聞きますが、レジャー用の安いブルーシートを使っていたり、シートの取り付け方が間違っていてブルーシートが飛んでしまったり、防水効果を期待できないことも少なくないようです。

ブルーシートを屋根に設置する際は写真のように土のう袋などの重りとロープで引っ張って固定するのですが、詐欺業者の場合、ロープで結んだだけ、あるいはガムテープやコーキング(シリコン)で張り付けただけということもあるようです。

ブルーシートはインターネットで買うほうが安くなります。参考までにAmazonでは「#3000」のブルーシートが3.6×5.4mで2500円くらい、「#4000」のブルーシートが1.8×2.7mが約1500円で購入できます。雨漏り養生に使う場合、厚手タイプが望ましいです。

なお、屋根の雨漏り対策でブルーシートを使う場合、雨漏りの範囲や設置場所の危険度によって費用は変わってきます。また、屋根が日本瓦かスレート瓦かなどによっても費用が変わってきます。
今回施工させていただいたお客様のケースではスレート瓦の片側屋根だけでしたので約3.5万円でブルーシートの応急処置をさせていただきました。

その後、下記の費用で屋根の張替えも行わせていただきました。

施工場所 費用
屋根工事 約40万円
足場 約20万円

雨漏り補修をする際は、その後の修理のことも考えて行う必要があります。
今回のお客様の場合、写真の左側は余っていた瓦を重しにして吊るしてブルーシートを固定し、右側(道路側)は樋にロープで固定をしています。
また、ブルーシートの両サイドはビスを打って針金で固定しています。
これらの施工はとても重要で、横からも雨が入らないようにするとともに、強風が吹いてもブルーシートが飛ばないようにするために必ず行う必要があります。

今回のケースでは屋根の張替えをすることが決まっていましたのでビスを打ったりしていますが、張替えまでしない場合はビスを使わず、屋根の広い範囲を覆うなどする必要があります。
また、安易にシリコンコーキングでとめたりするのも要注意です。

シリコンは一度屋根につけてしまうと完全には取れないため遠目にも凸凹してみてしまい見栄えが悪く、また塗料の密着が悪いので塗装の寿命も短くなってしまいます。
雨漏りの補修でブルーシートを使う場合でも後々のことまで考えて施工してくれる業者に頼んでおくほうが結果的に安く施工できます。

今回のお客様のケースではブルーシート養生後に、スレート瓦から板金屋根に張替えまで施工させていただきました。
雨漏り修理を検討されている方は一度、雨漏り修理専門店の名古屋匠塗装までご連絡ください。

施工後の写真

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