今回は私の同級生からの紹介で、名古屋で創業100年以上経営されている老舗の和菓子屋様の屋根の施工をご依頼いただきました。
屋根の塗装はどうしても時間経過でサビてしまい、長期間放置すると穴あきや雨漏りの原因となっています。
S店舗様も屋根が古くなって雨漏りする箇所があるとのことでしたので、屋根の雨漏りの修理と屋根の塗装を施工させていただきました。
この写真のオレンジ色の部分は全部サビです。
おそらく前回の施工は15～20年以上前だと思うのですが、ここまで放置してしまうと、どれだけ施工が良くても屋根のサビが出てくるスピードが速まります。そこから穴があいたり、ボルトが劣化して水が入り込み雨漏りしてしまいます。
実はこれは屋根施工をする際に重要なポイントなのですが、ボルトにつけるボルトキャップはいくつか種類があり、ボルトにあったものを使わないと隙間ができてそこから雨漏りしてしまいます。
DIYで屋根の修理をする際に失敗しやすいポイントなので気をつけてください。
実際の施工では、まずサビを落とすためにマジックロンという研磨たわしでケレンがけをしていきます。
ケレンをかけることでサビを落とし、また屋根に微細なキズをつけることによって、塗料がしっかり屋根に密着して塗装の効果が長持ちします。
このケレンがけは塗装の品質を左右する重要なポイントなので、屋根全体にしっかり施工させていただきました。
ケレンがけをしっかりやらないと、せっかく塗装をしてもすぐにサビが浮き出てきてしまいますし、塗料の密着も弱くなってしまいます。
ケレンがけをした後は屋根に塗装をしていきます。
ちなみに、折半屋根の塗装をする際に気をつけていただきたいのが準備する塗料の量です。
折半屋根は凹凸があるので単純な縦×横の面積より1.6倍くらい塗料が必要になります。
見た目以上に塗料が必要になり、難易度も高いのでDIYする際は気をつけてください。
S店舗様からは「お菓子を作っているので衛生面等が心配だったのですが、素早く対応いただけ助かりました」とメッセージもいただきました。
S店舗様の工事では下記の費用で施工させていただきました。
| 施工場所 | 費用 |
|---|---|
| 屋根塗装 | 約16万円 |
| ボトルキャップ(約150か所) | 6万円 |
全体で約22万円(税別)で施工させていただきました。
岐阜県、愛知県、三重県の東海3県で屋根のサビや雨漏りにお悩みの方は
名古屋匠塗装まで一度お問い合わせください。
施工後の写真
