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セメント瓦の塗装は要注意!〇〇を怠ると大失敗します【愛知県春日井市】

7月 18, 2025

こちらのお客様はベランダの防水工事と屋根の苔などが気になるとHPからお問い合わせをいただきました。
道路から家を見たときや、2階の窓から1階の屋根を見たときに苔で屋根がまだらに見えてしまうほか、苔が玄関前に落ちてくるのが気になっているとのことでした。
さらに詳しくお話を聞かせていただいたところ、お客様は約10年前に他社で外壁塗装を行ったのですが、その際にベランダの防水工事を行っておらず気になっていたとのことでした。
特に屋根の問題は人通りのある道路側からでもわかり、景観が良くないため早めに何とかしたいとご要望をいただきました。

現場調査させていただくと写真のように灰色の瓦の上に白い苔がついており、この苔が雨や風の影響ではがれて下の通路に落ちてしまっていました

さらに詳しく調べたところ屋根のセメント瓦には目立つひび割れがいくつかありました。
これは放置すると割れ目から水が入り雨漏りの原因となってしまうため、苔の除去とあわせて修理をさせていただきました。

今回ご依頼いただいたお客様は約30年前にクボタハウス様(現 サンヨーホームズ様)で施工されており、屋根の瓦がセメント瓦となっていました。
実はセメント瓦という建材は実はかなり厄介で、昔からある日本瓦と違い定期的に塗装が必要な瓦です。

しかもセメント瓦表面のスラリー層と呼ばれる着色層を落としてから塗装しないと、後で塗装の浮きや剥がれなど不具合が発生してしまいます。
このため、塗装前に丁寧にケレン掛けや洗浄をしっかり行うことがポイントとなってきます。

古くからある日本瓦は塗装不要で半永久的にもつと言われていることを考えると、セメント瓦はメンテナンスのコストの面からあまりお勧めできません。
ただ一方で日本瓦はほかの屋根建材より重いため建物の耐震性に影響してきます。そのため新築時に瓦を採用したいのであれば軽量瓦がおすすめです。

また、屋根の修理にお伺いした際、お客様から外壁の1階と2階の間にある板金の帯が外れかかっており、こちらも修理をお願いしたいとご相談をいただきました。

写真のように帯がはがれてはいないにしろ浮いて隙間ができ、外壁の隙間が露出してしまっています。
ここに雨が降ると外壁の内側に水が入ってしまい建物の寿命が短くなってしまいます。
帯が外れている部分以外も経年劣化していたため新しい帯をカバー工法で設置させていただきました。

お客様からは「3社に見積りを取らせていただいたが、名古屋匠塗装が一番細かく見積りを出していただきました。
また、社長さんの人柄もよかったのでお願いさせていただきました。
実は前に依頼した業者は最初だけベテランと新人の2人で来ていましたが、3日目くらいから新人1人になってしまいました。
作業に慣れていないせいか時間もかかり、仕上がりも心配でした。
今回はきちんとベテランの職人さんが担当してもらえてよかったです。最後までしっかり施工していただいて助かりました。」とお声をいただきました。

今回は屋根の補修と帯の補修、ベランダ防水工事を約200万円で施工させていただきました。

施工場所 費用
仮設足場工事 約24万円
シーリング工事 約36万円
塗装工事 約108万円
ベランダ防水 約16万円
外壁幕板・浮き部分補修 約3万円
諸経費 約13万円

梅雨時から台風がくる初夏にかけては雨も多くなるため、雨漏り修理や補修のお問い合わせも多くなります。
屋根や外壁の雨漏り補修、工事は名古屋匠塗装までお気軽にご連絡ください。

施工後の写真

施工前の写真

今回の工事 お客様の感想

お客様からは「3社に見積もりを取らせていただいたが、名古屋匠塗装が一番細かく見積もりを出していただきました。 また、社長さんの人柄もよかったのでお願いさせていただきました。 実は前に依頼した業者は最初だけベテランと新人の2人で来ていましたが、3日目くらいから新人1人になってしまいました。 作業に慣れていないせいか時間もかかり、仕上がりも心配でした。 今回はきちんとベテランの職人さんが担当してもらえてよかったです。最後までしっかり施工していただいて助かりました。」とお声をいただきました。

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