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建物の壁がはがれ落ちる原因は〇〇!?【コンクリート爆裂】

12月 25, 2024

愛知県岡崎市にあるアパートの屋上防水工事と経年劣化による現場調査を行わせていただいた時のものです。
建物全体が全体的に劣化しており、顕在化していないもののすでに雨漏りしている可能性がある状態でした。

さらにベランダにはゴミが放置されていました。

こういったゴミがある状態で雨が降ると、湿気が溜まることで劣化してしまい雨漏りの原因となってしまいます。
実際、ゴミがあるベランダの部屋が他のベランダと比べて顕著に劣化しており、ベランダのひび割れや外壁の落下等が発生していました。

さらに別のリスクとして、ゴミ部屋があるとその部屋だけ工事することができず、一か所だけ劣化が進んだり景観が悪くなってしまうことも考えられます。
また、マンションやアパートのベランダは隣の部屋と通常つながっているので、その下階の複数の部屋に雨漏りなど悪い影響が出ることがあり、基本はワンフロア全部を施工することが理想です。

また、建物は経年劣化だけでなく、周囲の環境によっては劣化が早く進むこともあります。
この建物は線路のすぐ隣にあるので、列車通過時の振動やレールから出るさび粉に影響を受けやすい状況にあります。

このため外壁も全体的に劣化しており、通常より早いサイクルでの修繕をおすすめしました。
通常の環境ですと修繕は13年前後をおすすめしているのですが、このお客様には3割ほど短い10年での修繕をおすすめさせていただきました。

名古屋匠塗装では防水塗装に田島ルーフィング株式会社の GO-JIN シリーズを標準使用しています。
https://tajima.jp/go-jin/
国土交通省が活用を促進している「新技術情報提供システム NETIS(NEW TECHNOLOGY INFORMATION SYSTEM)」に「GO-3VA工法」として登録されており、国の工事でも使用が許可されている塗料です。
この塗料は強度と伸縮性が高く、下地にひび割れが入ってもある程度吸収し、長期にわたって雨漏りを防ぐことが可能です。

高強度と高伸長の2つの性能を有する高靱性環境対応型ウレタン塗膜防水です。 下地に亀裂が生じた場合も理想的な塗膜変形となり、亀裂箇所に応力が集中しないため、従来のウレタン防水と比較してより長期に塗膜の耐久性を発揮。

防水工事は職人の腕が必要なことはもちろんですが、使う塗料によってその防水性能や寿命が変わってきます。
防水工事をされる際は、使う塗料についても確認されることをおすすめいたします。

今回は屋上防水を下記の費用で工事させていただきました。
屋上防水:117万円

建物は何もしなくても経年で劣化していきます。
前回の修繕から10年以上経過している場合、一度調査されることをおすすめいたします。

施工前の写真

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